てがみ座第16回公演
江戸後期、黒船が泰平の眠りを覚ます少し前――。
お栄は鬼才の絵師・葛飾北斎を父に持ち、物心着く前から絵筆を握ってきた。
幼い頃から北斎工房の一員として、男の弟子たちにも引けを取らずに、代作もこなし枕絵も描いてきた。けれど本物の絵師になりたいと肝を据えたとき痛感する。北斎の影から逃れ、自らの絵を掴むには、女である自分を受け入れ、見つめなくてはならないと。
折しも出島からシーボルト一行がやってきて北斎工房に大量の絵を発注する。百枚の肉筆画を西洋の画法で描くようにと。絵師たちに新たな風が吹きつける。
お栄は、自らの光と闇を見出そうと挑んでいく……。
北斎の異才を受け継ぎ、のちに『夜桜美人図』『吉原格子先之図』を描き出すお栄(応為)、その青春期の物語。
さらに男女の綾を色濃く織りなす、三年ぶりの改訂再演!
出演
石村みか
(てがみ座)
川口 覚
前田亜季
酒向 芳
速水映人
箱田暁史
(てがみ座)
中村シユン
宇井晴雄
福本伸一
(ラッパ屋)
野々村のん
(青年座)
岸野健太
(てがみ座)
藤間爽子
※初日割引:2月7日19:00のみ各200円引
※未就学児入場不可
2020年 | 14:00 | 19:00 |
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2月7日(金) | ||
2月8日(土) | ||
2月9日(日) | ||
2月10日(月) | ||
2月11日(火) | ||
2月12日(水) | ||
2月13日(木) | ||
2月14日(金) | ||
2月15日(土) | ||
2月16日(日) |
受付開始・当日券販売は開演の60分前、開場は開演の30分前です。
上演時間:約2時間10分(途中休憩なし)
= 初日割引:2月7日19:00の回のみ、通常価格より200円引となります。
= アフタートークあり。※アフタートークは、該当公演をご観劇の方のみご入場可能となります。
託児サービスあり(要予約・有料):お申込み → わらべうた TEL 0120-415-306(平日9~17時)
地方公演スケジュール
※すべて会員制の公演となります。詳しくは各主催者までお問合せください。